2006/12/29

OSGeo忘年会@大阪に行ってきました

27日に『OSGeo忘年会@大阪』に行ってきました。
まず第一の感想は「ん、12/7のOSGeoカンファレンスで発表してた人はほとんど関西人やん!」でした(笑)。Yskeyさんも書いておられるとおり、関西はGIS人口が多いんでしょうか。。。
みなさん、GIS業界では結構有名な方達にもかかわらず、GIS素人の私を暖かくコミュニティに迎えてくれました!

それにしても一口にGISといっても、CAD出身の人、地理学の先生、地図屋さん、IT系エンジニア、携帯電話屋さん、Webサービス屋さん、メディア屋さん、行政の方、ブロガー、それに私のような単に好奇心が強いだけのアマチュア、などなど、本当にいろんなバックグラウンドの人がごちゃ混ぜに(まだ)狭い業界に集まっていて、そのみんながGISを盛り上げようとしているのだから、ものすごいエネルギー!。さらにGoogleMapsやYahoo地図のAPIなどのインフラや、OSGeoなどのオープンソース化の動きが加速を付けているような気がします。2000年頃のGPSケータイ初登場からずっと注目してましたが、ここに来て大きい波がやってきた気がします。

ちょうどイメージ的にカブるのが、「カイトサーフ」。もともとパラグライダーのようなパラシュート型のトラクションカイト(引っ張る力がすごく強いカイト)で、バギーを引っ張るやつがあったのですが、(1997年くらいかな。。)それを海でやりだした人たちがいて、今はカイトスキーやカイトサーフという名前もついてすっかりマリンレジャーの一分野になっていますが、当初は名前もバラバラで決まっていませんでした。技術も板を乗りこなす技術と、カイト操縦の技術、それにエアーなど魅せる技術、などのハイブリッドが求められるので、やってる人たちも、元サーファー、元ウェイクボーダー、元ウィンドサーファー、元パラグライダーライダー、元スポーツカイトプレーヤー、元スノーボーダー/スケートボーダーとそれはもういろいろ。カイトも何種類もあったり、板もウェイクボードから発展したもの、サーフィンのロングボードから発展したもの、などいろんな実験的プロダクトがカンブリア紀の種の大爆発並みに出てきました。もちろん専業メーカーもなく上記の各スポーツのジャンルのメーカーが少しづつ進出してきて、ちょうど2001年くらいに初のカイトボードの雑誌(創刊号持ってます!)ができて、そこから一般に広まりだした印象があります。

さらにカブるのが85年~90年くらいの爆発直前のIT業界ではないでしょうか。とすると、今、飲み会などで仲良くお話させて頂いている方達の中から、将来GIS業界のマイケル・デル、ビル・ゲイツ、ティム・バーナーズ・リー、スティーブ・ジョブズなどの相当する有名人がボコボコ出てくるのではないか!と本気で思っています。

そうだ!今のうちに皆さんのサインもらっておこう!
二枚づつもらっておいて、片方は家宝に、もう片方は20年くらい寝かせておいてセットにしてお宝オークションで高く売るというのはどうだ!?
次回の飲み会は色紙を100枚くらい持っていかないと・・・(笑)

2006/12/27

プチリニューアル

リニューアルするつもりはさらさら無かったのですが、「一度どんなものか試してみよう」とAdSenseを組み込んだ瞬間にレイアウトが崩れてしまって、元の戻らなくなった。特にFireFoxでのレイアウト崩れがひどい・・

直すのも面倒なので、Bloggerがデフォルトで用意しているテンプレートをそのまま使うというズボラのプチリニューアルです。

navito: プロトコルの提案とフリーアプリ『NavitoGateway』発表

以前ここギコ!さんでも紹介して頂きましたが、『navito:』というプロトコルというかスキーマを提案したいと考えてます。

メールアドレスはMailto:プロトコルがついたハイパーリンクになり、クリックでメーラーが開きますよね。SkypeをインストールしていればCallto:+スカイプIDでスカイプが起動して通話できます。もちろん、http:やhttps:、ftp:などはブラウザが開きます。

でも「メール情報」「URL情報」「電話情報」はあっても、「位置情報」の為のプロトコルが無い。もし純粋な位置情報だけプロトコルにまとめられれば、位置情報はベンダー情報と分離して、自由に流通できるようになります。
今の位置情報はたとえば
http://maps.google.co.jp/maps?ll=35.658578,139.745246
のように、ベンダー(地図サイト)情報と位置情報が結びついていて、しかもフォーマットもそれぞれ独自に持っているので、地図サイト間、あるいはGPSケータイを含むGISアプリケーションの間で、それぞれ情報がシェアできずに、一種の抱え込みをしている状態だと思っています。
これをMailto:で考えてみるとわかりますがが、
Mailto:aaaaa@bbbbb.com  --①
の形ではなく
MicrosoftOutlook/?to=aaaaa@bbbbb.com  --②
とか
MizillaFireFox/destination=aaaaa@bbbbb.com  --③
とか書き方が乱立していて、しかもそれぞれに互換性がない、つまり③で書かれたWebサイトのリンクをクリックしても、あなたがFireFoxをいれていなければOutLookでメールを開けない、とすればとても不便ですよね。GISの世界もこれから囲い込みをなくして、オープンな規格をそろえていく必要性を感じる。

前置きが長くなりましたが、NavitoGateway というアプリケーションを発表します。Mailto:にはOutlookやFireFoxなどが受け先のアプリになりますが、Navito:はいまここで発表したばかりなのでNavito:を受けるアプリは存在しません。そこで、NavitoGateway という受けアプリを作りました。NavitoGatewayは、その名の通りnavito情報を流すGatewayで、それ自身は何もせず、受け取った位置情報を各社地図サイトのURLの形に成型して、その場所を、指定した地図サイトを開くだけの中継アプリです。
navito:プロトコルはOSのレジストリに書かれますので、ブラウザからだけでなく、ワード、エクセルなど、ハイパーリンク機能を持つアプリからは何でも開けます。
Navito:+データのデータ部分は、緯度+カンマ+経度、の形式か、ロカポになります。
一旦、navito:で位置情報を書いてしまえば、あとは自分の好きな地図サイトで開いたり、開き比べたりできます。

NavitoGatewayのダウンロードはこちらから

もう一つ、Webサイト中の緯度経度情報、例えばGeoタグ,ICBMタグ、ロカポ、などの位置情報を検出して、自動でnavito:へのハイパーリンク化するツールも作成中です。これができれば、Webサイトの位置情報が埋め込まれたFlickrの写真を自分の好きな地図サイトで開く、というようなことが簡単にできます。
本来、こちらのアプリとNavitoGatewayをセットで公開する予定でしたが、先にNavitoGatewayをリリースすることにしました。セットが出来上がったあとは、一般向けにVectorで公開する予定もしております。


さて、位置情報は単に場所だけではないので、メールがTOだけでなくCCやBCCやタイトルや本文も指定できるように、位置情報も点や線や、高度や視点やアングルや縮尺など、拡張の余地がありますね。本来はG-XMLやKMLで表すような情報を、あえてプロトコルにして1行のテキスト情報にしたものがnavito:というような位置付けができるかもしれません。

なお、このプロトコルは当然W3Cのオフィシャルなものではなく、勝手に提案しているものです。W3Cはスキームの乱立は害であると言っていますし、私も同意見です。でもnavito:か、それに変わるような、なんらかのGIS用のプロトコル(ドコモの「pos:」?)は欲しいと思っています。みなさんのご意見をお待ちしています。

2006/12/24

穴場のお店とジオコーディングと「策士策に溺れる」の関係

昨日、「パンのおいしい穴場の店」の情報を ゲットして行ってみた。
ホームページには「分かりにくい」と書いているが、住所がある。
早速、ロカポマップの住所検索(GoogleMaps APIのジオコーディング)で検索すると一発ヒット。(楽勝!とこの時点では思っている)

ところが、、、、行ってみると、車が一台通れるか通れないかの細い道が入り組んだ集落。
はい、はっきり行って田舎です。しかもGoogleMapsピンポイントで示した場所近辺に目的のお店が見つからず。人に聞こうにも人もほとんど居ない。なんとか人を見つけて聞き出すと、、全然違う場所じゃないか!まさに策士策に溺れる、でGoogleMapsが示す緯度経度の周辺100Mを一時間も無駄にぐるぐるしていました(ハズカシイ・・・)

田舎の住所は広い。番地が違うだけで何百メートルかは平気でずれる。
GoogleMapsは番地情報のピンポイント情報があってずれたとは思えず、おそらく番地⇒町名と一致しなければ地域のレベルを上げていき、一致したところでその代表点の緯度経度を返しているのではないか。(つまり、極端にいえば、A市B町C番地D-E とかでC番地までしかヒットしなければC番地の代表地点を返す?)

問題のお店は、天然酵母発酵のパンとベジタリアン料理を出している感じのいいお店「樸木 あらき
住所は「奈良県生駒郡安堵町窪田的場190-1」
さて、この住所で各地図サイトを開いてみた。
(↓続きはかなり下)






























































地図サイト住所『奈良県生駒郡安堵町窪田的場190-1』での検索結果表示された場所
Googleマップ

一見ピンポイント
窪田1(違う住所!?)
マピオン奈良県生駒郡安堵町窪田 まで 
アルプス・ラボ一見ピンポイント窪田の代表点?
ナビタイム奈良県生駒郡安堵町窪田 まで 該当番地なし 
Yahoo!地図奈良県生駒郡安堵町窪田 まで 該当番地なし 
マップ・ファン奈良県生駒郡安堵町 まで 
いつもガイド奈良県生駒郡安堵町窪田 まで 
MSNマップ奈良県生駒郡安堵町 まで 
ちず丸一見ピンポイント窪田の代表点?
ライブドア・マップ奈良県生駒郡安堵町 まで 
goo地図奈良県生駒郡安堵町 まで 


今更ながら、ジオコーディングの過信は禁物!
こんなときはやっぱり緯度経度が一番。⇒ロカポで表示してね。
ちなみにこのお店のロカポとi緯度経度と正確な位置はココ
RZ9.WU9.IR0.JA1(N34.597622,E135.764008
奈良の法隆寺周辺にきて、レンタカーなどの移動手段があるときはぜひお勧めします!

2006/12/08

The world is Flat (except Japan !?)

ロカポのマーケティング活動を海外で行うための材料として、LocaPointのフライヤー(チラシ)を作りました。

英語圏向けの資料でインチキ英語を使うわけにはいかないので、ライターをデザイナーをElance(イーランス)で探しました。Elanceとはフリーランスの業者、それも主にアメリカのSOHOの個人業者など、が沢山登録していて、こちらから案件と予算をアップすると、いろんな業者からビッド(入札)があり、気に入った業者を選んで仕事をしてもらうことができます。また、こちらから予め業者を複数選んで、その業者だけにオファーを出すこともできます。
プロジェクト(案件)が終わったあと、依頼者が評価してレーティングするシステムになっており、オークションの評価と同様、双方が互いに評価をし、このコメントが閲覧できるようになっています。

ここに仕事を出してみて驚いたのは、オファーがアメリカからだけではなく、ヨーロッパはもちろん、中国、東南アジア、インド、さらにはアフリカからもオファーが、あったことです。もちろん、物価の低い国からは比較的低めのオファーが来ます。

これまで、インドにプログラミングをアウトソーシングしたり、製造を中国にアウトソーシングしたり、ということはグローバル企業の経営戦略としては一般的になってきましたが、今は本当の意味の「個人」でさえ、クレジットカードの与信と、ネット環境と、少々の英語力があれば、仕事を世界中にアウトソースできるようになっているんですね!! 
また逆からみれば、どこにいようが、能力さえあれば世界中を相手にビジネスができるわけで、たとえば物価の安い発展途上国にいようが先進国相場でビジネスができるわけで、そういう人たちはその国でどんどん二極化して上の方に上っていくのでしょう。

先日、この話をしていたら、「まさに The World is Flat だね」とい感想を言ってくれた人がいました。
本当にトーマス・フリードマンが語る世界を個人として実感してしまいました。

一つ気になったのが、日本からの参加業者が非常に少ないこと。現時点での業者数は
アメリカ 34116
カナダ 3119
中国 306
シンガポール 251
インド 10467
日本 155

と日本がなんだか少ない。もしかして、日本て知らず知らずのうちにまた鎖国してるのでは??
そういえば以前の会社で、世界中のブランチの人を集めてパーティをしたことがあったけれど、タイ・ブランチの人も含め、世界中の社員が交流しているのに、日本人社員だけが固まって壁を作ってたのを思い出します。日本の市場はSpecialだから、特殊だから、というのはそろそろ通用しないのでは??と思ってしまいます。

ちなみにもう一つ良いサービスを紹介します。EditAvenue.com です。ここは編集に特化していますが、以前、英文でプレスリリースしたときに、ここで業者を探して英文を添削してもらいました。(戻って来たときはワードの変更履歴で文字どうり『一面真っ赤』に編集されてきました。新聞記者暦30年というアメリカのおじさんに頼んだのですが、英語添削専門の先生が見て「完璧な英語だ」とびっくりしたくらい、しっかりした英語になおしてもらいました。

OSGeo財団日本支部設立記念カンファレンス

OSGeo財団日本支部設立記念カンファレンスに行ってきました。
基調講演でも発表されていましたが、GISに関しては今年がブレイク開始の年なのかという気がします。
2000年頃にAUのGPSケータイが出てきてから、位置情報のマーケットがいつ爆発するのか、ずっと待っていましたが、そろそろ大きな波が来ているのを直感的に感じるのは、私だけでしょうか?
あとは、この波に乗り遅れないようにしないと・・・

あと、うれしかったことは、ロカポを知っている人が結構いたこと。
これは非常にうれしいかったです。

GoogleMapsAPIのジオコーディング日本対応

GoogleMapsAPIのジオコーディング日本対応が正式発表されましたね。
以前の投稿に書いたとおり、既にフライングで使っていましたが、これで堂々と使えます。